もうすぐ4月。
進学や就職、引っ越しなどで新生活がはじまる方も多いのではないでしょうか。
そこで始まる新しい人間関係・・・。
みなさんは楽しみですか?それとも不安でしょうか?
今回は初対面の人と接するときに、余計な不安を抱えないように、ポジティブなセルフイメージについてお伝えします。
セルフイメージとは?
セルフイメージとは、読んで字のごとく「自分自身で抱いている自分のイメージ」のことです。
自分をどんな人間だと捉えているかですね。
例を挙げると、
「自分はお酒が好き」
「自分はファッションに無頓着」
「自分は礼儀正しい」
・・・という感じです。
みなさんはいかがでしょうか。
わたし自身は、最近ちょっと疲れていてネガティブなので、いまはこんなかんじです。
「自分は暗い」
「自分はまじめで融通が利かない」
「自分はひとりでいるのが好き」
かなりネガティブな感じですね。気分のいいときはこんな感じかも。
「自分は人見知りをしない」
「自分は社交的」
「自分はオシャレが好き」
セルフイメージってかなりコロコロ変わりますね。
セルフイメージのもとはこれまでの体験
ここまでくると気になるのが、セルフイメージの根拠です。
セルフイメージは、自分が自分に抱くイメージなので、自分の育ってきた環境やこれまでにかけられた言葉など、自分自身の体験がもとになっています。
これ自体には良いも悪いもないのですが、セルフイメージが低いと新生活での対人関係はかなりストレスになります。
友だちと会った後、ひとりで反省会をしてしまう方はいませんか?
「わたしは話すのが下手だから、嫌な思いをさせてしまったかも・・・。」
「わたしと一緒にいて楽しかったかな・・・。」
セルフイメージが現実から離れていると、このような不安が大きくなります。
安心して人と接することが難しくなり、コミュニケーション自体をつらく感じてしまうかもしれませんね。
ほどよいセルフイメージを持つ
コミュニケーションを負担に感じないようにするには、高すぎず低すぎない、ほどよいセルフイメージを持つことが大切です。
「自分は・・・」で始まるイメージを10個紙に書いてみましょう。
10個のセルフイメージを「ポジティブ」か「ネガティブ」で分類してみてください。
対人関係で疲れてしまう人は「ネガティブ」が多いのではないでしょうか・・・。
「ポジティブ」と「ネガティブ」が半々くらい、もしくは7:3くらいになるように、がんばってセルフイメージを調整してみてください。
客観的にセルフイメージを見て、「自分は案外、話しにくい人間じゃないかも?」と思えたら、新生活の準備は万端です。
どうしても「ネガティブ」なイメージが多い人は、ご相談くださいね。