やっと、ブログを更新できる時間が作れました。
いつもお久しぶりです。夜空カウンセリングです。
今日は失恋を乗り越える前のフェーズの変化について解説してみようと思います。
失恋って何が辛いの?
みなさんは失恋の経験はありますか?
インターネット検索してみると、世の中の9割の人は失恋経験があるんですって。
ほぼ誰でも、あの苦い経験をしてるということです。
振っても振られても辛いですが、「具体的に何が辛いのか」というところを考えていこうと思います。
失恋が辛いのは、あなた自身が捉える「過去」と「未来」に理由があります。
過去を振り返るとき、今は隣にいないパートナーのことを思って、今とのギャップに辛さを感じます。
また、未来を思い描くとき、これまで想定していたパートナーがいる状態と差ができてしまうので不安を感じます。
人は安定した状態を好むため、自分が想定している「安定した状態」から外れ、不安定な現在を辛く感じてしまうのです。
失恋を乗り越えることは、パートナーを失ってしまった今の自分から地続きの未来を想像できるようになることといえます。
具体的に必要なことは?
「そんなことを言っても、元パートナーを思い出すだけで辛い。」
「元パートナーと復縁する以外の人生は考えられない。」
辛い環境の最中では、そう思ってしまいますよね。
失恋を乗り越えるにはどうしたらいいのでしょうか。
目標:失恋した事実を受け入れる
ステップ1 思い出から距離を置く
元パートナーと自分をつなげているものから距離を置きましょう。
まずは自分を辛い気持ちにさせるものを遠ざけることが必要です。
まだあなたの失恋は生傷です。受け入れたくない事実があるうちは遠ざかってみましょう。
旅行にでかけることは非常におすすめです。引っ越すのも手です。
環境を変えることで、元パートナーのことを思い出す頻度が格段に減ります。
難しければ、部屋をちょっとだけ模様替えするのもよいと思います。
ステップ2 未来を方向修正する
失恋の辛さは、想像していた明日、明後日が来ないという不安からも起こります。
目標を達成するためには身近な目標を更新していく・・・というのが一般的ですが、失恋に限っては遠い未来から大幅に修正してみることをおすすめします。
あなたの将来はどうなっていると思いますか?
「付き合っていた人と結婚して幸せな家庭を築くはずだった。」
という将来像は過去のものです。
今のところ、そのような将来が訪れる可能性は低くなってしまいました。
そこで絶望する必要はなくて、相手が代わるかもしれないということです。
「少なくともおばあちゃんになるまでには、恋のひとつも経験するはず。」
「相手はどうあれ、子どもがふたりくらいいるだろう。」
そんな想像でも構いません。
将来のあなたは幸せに暮らしているはずです。元鞘におさまるかもしれないし、違う相手と幸せになるかもしれない。
少なくとも今の絶望的な気持ちが永遠に続くわけではないということが予想できませんか?
最終的に幸せな未来を思い描けるなら、今絶望する必要はないのです。
ステップ3 客観的になる
将来の自分を思い描いたら、今の状況を客観的に捉えてみましょう。
あなたは、ひとりの人とうまくいかなかっただけです。
それはその恋が二度ともとに戻らないということ、新しい恋に出会えないということ、どちらの証明にもなりません。
ひとりの人と、今のところは遠ざかるだけです。
悲観的になりすぎずに、客観的に事実を捉えましょう。
いまのあなたから、地続きの未来や幸せな将来を思い描くことはできましたか?
それができれば、もう失恋を乗り越えたといえるでしょう。
心の整理が必要なときは、いつでもカウンセリングへ。