推しのことは元カレだと思っておくとちょうどいい。

元カレ

「推しが週刊誌に撮られてしまった!」

推し活をするにあたって、一度は推しのスキャンダルに遭遇するもの。

なぜ推しのスキャンダルにショックを受けてしまうのか?

ショックを和らげるにはどうしたらいいのか?

今日は推しとの距離感についてお伝えします。

「推し」と「恋愛」の違い

個人的には「推す」も「恋愛」も大差ないような気もするのですが、推しとの距離感を解説するために、あえて違いを挙げます。

①推しとの恋はファンタジー

推しとの関係は、ファンタジーの世界やエンターテインメントの対象であるため、架空の恋愛として捉えられます。

②推すこととコミュニケーション

推しへの思いは、基本的には一方的です。推しは「ファン」という存在を大切にしてくれますが、誰かひとりと特別につながることはありません。

また、恋愛は基本的にコミュニケーションのもとに成り立ちます。

コミュニケーションによって、熱情を高めあうこともあれば、絆を深めることもあるでしょう。

③現実との区別がつく

推しのファンでいることは、意外と現実との区別がついています。

推すことは恋愛ではなく「熱狂したい」という思いを満たす行為です。

意外と現実との区別はついている!

推しの熱愛報道はなぜショックなのか?

推しの熱愛はショックなものです。

かつては、ジョンレノンとオノヨーコ、マイケルジャクソンとリサ・マリー・プレスリーの結婚が世界をにぎわせました。

推しの恋愛がショックな理由は次のようなものです。

①ファンタジーと現実の衝突

推しは通常、フィクションやエンターテインメントの対象です。そのため、推しの恋愛が現実に結びつくと、ファンタジーと現実が衝突してショックを受けることがあります。

②嫉妬や競争心

推しのファンとして、その存在に対して独自の感情を抱いている場合、その人との恋愛が嫉妬や競争心を引き起こすことがあります。推しの相手に対して自分と同じように思ってほしいという気持ちが、ショックを生じる要因となります。

③現実との接触の欠如

推しに対する感情は、一方的であり、通常は相手との直接的なコミュニケーションがありません。そのため、推しの恋愛が現実に結びつくと、現実との接触の欠如や相手の実際の人間性を理解することの難しさによってショックを受けることがあります。

④心の拠り所の変化

推しの存在は、ファンにとっては心の拠り所や癒しの一部となっている場合があります。そのため、推しの恋愛が報じられたり、現実との関係が明らかになったりすると、心の拠り所が変わったことによるショックを感じることがあります。

ファンはライバル心や嫉妬心も抱く

推しは元カレだと思っておくといい

推しの熱愛にショックを受けそうになったとき、それを和らげる方法があります。

それは推しを元カレと思っておくことです。

人は終わった関係に執着しないで済むという特性があります。

①「思い出」としてとらえやすくなる

元カレという存在は「今」ではなく「過去」のものです。

その事実が楽しかった日々を「思い出」としてくれるため、ファンタジーと現実を程よく切り離すことができます。

②別の道を歩んでいるという事実

ファンと推しはもともと別の人生を歩んでいるわけですが、元カレと捉えると「過去には人生が交わったけれども、今は理由があって離れている」というポジティブな要素を含むことができます。

③今後への期待

人は、過去に恋愛関係にあった人に対して「もとに戻れるかも」という期待を抱きます。

推しを元カレと捉えることは同様の期待を疑似的に抱くことができます。

今後に期待するということは、今のショックを和らげる効果があります。

元カレだから執着がわかない

今日は何となく思ったことを心理学的に書いてみました。

推しに熱中するのは楽しいですが、万が一のときの心構えとして、覚えておいてくれるとうれしいです。

http://yozoracounseling.com/

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