人格とその成熟

成熟

精神的に揺らぎやすいことに悩んでいませんか?

わたし自身、20代前半くらいまではいつも気持ちがグラグラしていました。

「自分は人よりもメンタルが弱いのかも・・・」なんて、不安になりますよね。

今日は人格の成熟についてお伝えします。

人格とその成熟について

老年期超越のテーマでお伝えしたように、人の精神はいつまでも成長していくものです。

人は経験を重ねるにつれ、より誠実で勤勉に、協調性や思いやりが増し、穏やかになるといわれています。

「成熟の原則」といわれています。

情緒不安定であったり、短絡的であったり、精神的に安定していない状態は「成熟していない=未熟」な状態といえます。

精神的に揺らぎやすい人が「自分は病気なのではないか?」と感じるとき、それは病的なものではなく人格が成熟していく途中ということもあるのです。

成熟したパーソナリティの特徴

①自己意識の拡大

自分のことだけをみている状態から、家族や恋人、友人、趣味、政治、宗教、仕事へとつながり、それを自己としてとらえるようになります。

自分以外にいいことがあると、自分のことのように感じられるということです。

②他人との暖かいつながり

相手を理解しようとし、つながっている中でも個人を大切にできるようになります。

③情緒的安定・自己受容

自分の内部から湧き出る衝動を「自分の感情である」と認識することができ、それに振り回されません。

④自己客観力・自己洞察力とユーモア

メタ認知の視点が発達しています。ユーモアをもって状況を受け入れることができます。

⑤現実的知覚・スキル及び課題

偏見や思い込みなどで湾曲されない現実認識があります。課題解決の考え方やスキルが身についています。

⑥人生を統一する人生哲学

しっかりとした目的意識と価値観、使命感を持つことができています。

自分、他人、現実を受け入れ、課題解決のために主体的に動くことができる人は成熟しているといえるでしょう。

「今のつらさが時とともに落ち着くのか?」「自分のこころは未熟なのだろうか?」そんな悩みをお持ちの方は、ぜひカウンセリングもご利用ください。

http://yozoracounseling.com/

2 thoughts on “人格とその成熟

  1. 全然成熟してない。
    完璧に未熟。
    ①自己意識の拡大の途中で止まっている。

    1. わかります。自分以外のことを自分のことのように喜ぶのは難しいです。

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