Iメッセージを意識していますか?
調べなおしていたら、iPhoneでやりとりするメッセージのこともiメッセージっていうんですって。
今日のお話は違います。アサーションのIメッセージのことです。
アサーションってなんだっけ?
そんな方はこちらからご覧ください。
アサーションで大切なIメッセージ
簡単にいうと、Iメッセージとは「私は~と思う」と主語を「私」にして伝えるメッセージです。
比較されるのがYOUメッセージとWEメッセージというもの。
自分の考えを伝える際に、主語をYOUにするととても強気に聞こえます。
「あなたは○○するべきだと思う。」
「あなたは○○しないの?」
そんな風に言われると、なんだか責められているように感じるもの。
反論したくなる人もいるかもしれません。
主語をWEにしても同様で、「私たちは○○している(だから、あなたも)」という伝え方になりがちです。
Iメッセージは、「私は○○だと思う。」と伝えることで、相手も意見を言いやすくします。
言語的に考えると、英語は自然とIメッセージになっています。
主語が必要な言語だからですね。
日本語は主語がどこにあるかわかりにくい言語です。
気持ちを伝えるときは「私」を主語に置くようにしてみてくださいね。
Iメッセージを練習してみよう。
日頃、コミュニケーションで悩んでいるまたは相手とすぐ言い合いになってしまうという方は、Iメッセージを練習してみましょう。
方法はこんな感じ。
①相手に伝えたいこと、いつもけんかになってしまうことを紙に書きだす
たとえばご夫婦なら「家事をもっと分担してほしい」「帰りが遅くなるときは連絡してほしい」など。
②主語を「私は」にして、書き直してみましょう。
「私はあなたに家事をもっと分担してほしいと思っている。」
「私はあなたに帰りが遅くなる時は連絡してほしいと思っている。」
どちらも「あなたはどう思う?」と、相手の意見も聞きやすくなっていると思います。
Iメッセージは、意識的に相手の意見に耳を傾けることにもつながります。
あなた自身も、相手を一方的に非難しないようにすることができます。
積極的にIメッセージを取り入れて、自分の気持ちも相手の気持ちも大切にできるといいですね。
コミュニケーションに悩んでいる方も、ぜひご相談ください。