食とストレスの関係

ストレスと食

「むしゃくしゃして食べ過ぎちゃった。」

「大事なプレゼンの前で、食事がのどを通らない。」

こんな経験はありませんか?

ストレスで体重の増減が激しい方もいたりして・・・。

今日は食とストレスの関係について、お伝えします。

どうして食欲に影響があるの?

急激にストレスがかかったとき、食欲が失せてしまうことがあります。

なぜかというと、急性のストレスでは体を興奮させる交感神経の働きが強くなるためです。

交感神経が優位になると、汗をかき、心臓がどきどきします。

胃を守っている胃粘液の分泌は減少するので、消化不良が起きやすくなり、食欲もわかなくなります。

ストレスが慢性化すると、交感神経と副交感神経のどちらも働くことになります。

それは、副交感神経が働くべきリラックスタイムにもストレスの影響で交感神経が働いてしまうためです。

副交感神経が働くと、胃や腸はぜん動運動し、消化へ向けて内臓を働かせます。

しかし交感神経の働きによって胃粘液の分泌は抑えられてしまいます。

この状態が胃炎を起こしてしまいます。

ストレスが続くとどうなる?

ストレスのある状態が続くと、過敏性腸症候群になりやすくなります。

男性では下痢、女性では便秘の症状が現れることが多く、ストレスによる自律神経の乱れが原因だと言われています。

また、ストレスはやけ食い、飲酒という解消法を招きやすく、一気に体重が増加することもあります。

ストレスが続く環境では、食べる以外のストレス解消法が見つけにくいためです。

対処法は?

自分にストレスを与えている要因を分析しましょう。

環境を変えたりストレスへのアプローチを変えたりすることができれば、食行動への影響を減らせるかもしれません。

どんなことにストレスを感じているか、紙に書きだしてみて整理することをおすすめします。

夜空カウンセリングでは、今の環境をお話しいただいて、ストレスのもとを分析することもできますよ。

お気軽にご相談くださいね。

http://yozoracounseling.com/

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