2023年「蛙化現象」という言葉が流行語に選ばれましたね。
みなさんは好きな人に蛙化を感じたことはありますか?
まだまだ学術的には解明されていない蛙化現象を夜空カウンセリングなりに読み解いてみようと思います。
蛙化現象って何?
蛙化現象とは、恋愛中に相手のことを急に嫌いになってしまう現象のことです。
もしくは、好意を抱いていた相手が自分のことを好きだとわかると、急激に冷めてしまうことを指します。
わたしは思春期に割と似た経験があります。まだ心の成長途中だったんでしょうね。
蛙化の要因
人が恋愛をし始めるのは、第二次性徴の時期と重なります。
13~17歳くらい、心も体も急激に変化を迎える時期です。
思春期は子どもから大人へ成長していく時期であり、いわゆる親離れを試みる時期です。
子どもの時期は、まず親との関係を構築することから始まりますが、親意外と親密な関係を築く準備を始めます。
生まれてから一番初めの人間関係=親子関係とは異なる対人関係を築くことになるので、そこに適応するまでにさまざまな感情を経験するでしょう。
そのひとつに蛙化現象があります。
具体的な要因は以下のようなものです。
①恋愛≒憧れ
恋愛の始まりはいろいろありますが、マンガやドラマを模倣する形でスタートすることもあります。
恋に恋をしている状態・・・と言いますが、理想と現実にギャップがあり、そのギャップから嫌悪感を抱いてしまうことがあります。
②一時的な性嫌悪
性嫌悪とは、キスやハグほか性的な接触に嫌悪感を抱いてしまう状態を指します。
恋愛と性的な接触は必ず直線状にあるものではなく、相手と捉え方が合わないと嫌悪感につながります。
③経験のフラッシュバック
以前のパートナーに冷めるきっかけとなった出来事を繰り返されたり、嫌な思いをした経験を思い出させるしぐさを見てしまったりした際に、相手を避けてしまうことがあります。
信頼できるパートナーができますように
蛙化現象は、若年層に起こることが多く、恋愛経験を経て他者を受け入れられるようになることがほとんどです。
急激に冷めてしまう自分を責めずに、起きてしまったことは受け入れていけるとよいと思います。
いつか信頼できるパートナーに巡り会えるとよいですね。