もうすぐ、学生の夏休みが終わりますね。
今年は行動規制が解除されて、イベントがたくさんあったので、思いっきり楽しんだ方も多いのではないでしょうか?
夏休みを楽しんだ分、新学期の精神的な負担は大きいものです。
9月は自殺対策強化月間
夏休み明けの精神的な負担はとても大きく、毎年9月は自殺者が多いとされています。
日本では9月と3月を自殺対策強化月間とし、自殺防止の啓発や相談窓口の紹介などがなされています。
それだけ、夏休み明けを辛く感じる人が多いのです。
夏休み明けが辛い理由
夏休み明けが憂鬱になる理由は以下のようなものです。
①リズムの変化
夏休み中は通常の生活リズムが崩れがちで、寝る時間や起きる時間が遅くなることがあります。
そのため、夏休み明けに再び学校や仕事に戻る際には、新しいリズムに慣れるまで適応が難しいことがあります。
②疲労
夏休み中は遊びや旅行、アクティビティなどで体力を消耗することが多いです。
そのため、休暇が終わった時には疲れが溜まっていることがあり、その疲労感が夏休み明けの辛さを引き起こすことがあります。
③ルーチンの変更
夏休み中は通常のルーチンが変わることが多いため、それに戻ることが難しいと感じることがあります。
例えば、朝早く起きる必要がある場合や、学業や仕事に戻る必要がある場合に、新しいルーチンに慣れるまで時間がかかることがあります。
④楽しい時間の終わり
夏休みは楽しい時間やリラックスする時間を過ごすことができる期間ですが、その期間が終わることで現実に戻らなければならないという気持ちが辛さを引き起こすことがあります。
⑤友人や家族との別れ
夏休み中に友人や家族と過ごす時間が増えることがありますが、夏休み明けにはそれらの人々と別れなければならないことがあります。
その別れが寂しさや寂しさを引き起こすことがあります。
「明日から早起きなんてできるだろうか・・・」というちょっとした不安から、夏休みがあまりにいい時間であったために、相対的に日常生活がつらいものに感じられてしまうこともあります。
わたしは、東京に来て数年間は実家から東京に戻らなければならないことが、とてもつらく感じられました。
日常生活と向き合うことがつらくなる期間でもあります。
夏休み明けのつらさを解消する方法
①リズムを調整する
夏休み中に崩れた睡眠リズムを、学校や仕事に戻る前に戻すよう努めましょう。
少しずつ早めに寝る時間を調整していくことで、体が新しいリズムに適応しやすくなります。
②前向きなマインドセット
夏休みが終わることに対してネガティブな気持ちを抱かず、新しい学習や仕事のチャンスとして前向きなマインドセットを持つことが大切です。
③予定を立てる
夏休み明けの最初の日にやるべきことを予定に組み込み、やる気とモチベーションを維持しましょう。スケジュールを立てることで、目標を持つことができます。
④リラックス法を実践する
ストレスを軽減するためにリラックス法や瞑想、深呼吸などを実践してみましょう。
これらの方法は、心を落ち着かせるのに役立ちます。
⑤友人や家族と繋がる
夏休み明けに友人や家族と再会することで、孤独感や寂しさを軽減することができます。
⑧体を動かす
運動は心身の健康をサポートし、ストレスの軽減にも効果的です。
毎日少しでも運動する習慣を作ることで、気分が良くなることがあります。
⑨サポートを受ける
もし夏休み明けに対する不安や抑うつ感が強い場合は、専門家やカウンセラーに相談することを検討してください。
夜空カウンセリングでも相談を受け付けています。