暑い季節とは裏腹に、うつっぽい人をよく見かけます。
ここでは季節性うつの話をたまにしますが、夏季にも季節性のうつ病が起こることがあるので、そのお話。
夏なのになぜ?季節性うつが起こる理由
誰もが楽しくなれる季節と思いがちな夏ですが、生活リズムの乱れは冬よりも顕著かもしれません。
夏のうつは下記のような理由で起こります。
①睡眠の乱れ
夏は日光が長く、明るい時間が増えるため、睡眠の質や量に影響を与えることがあります。夜更かしや早朝の明るさによる目覚め、暑さによる寝苦しさが原因で、睡眠障害が現れることがあります。
②食欲の変化
夏には暑い気候や食欲の減退がみられることがあります。食欲が低下すると体重が減少し、栄養不足が起こる可能性もあります。
③不安やイライラ
暑い気候や蒸し暑さにより、不快感やイライラが増えることがあります。また、夏はイベントや集まりが多い季節でもあり、社会的な圧力やストレスも増えることがあります。
④孤独感と孤立感
夏は多くの人が休暇を取り、友人や家族と過ごすことが増えます。しかし、うつ病の人は他の人とのつながりを感じにくくなることがあり、孤独感や孤立感を抱えることがあります。
わたし自身も夏になってからの生活の乱れはとっても感じておりまして・・・。
夜更かし、アルコールの摂り過ぎ、暑い中での外回りによる疲労感。
不規則な生活のなかでは気分もイライラしがちです。
ついつい遊びたくなる季節ですが、たまにはゆっくりと休みをとりましょう。
予定がない夏には
誰もが楽しく過ごしているように感じる夏には、予定がないと孤独を感じるかもしれません。
花火やお祭りなど、イベントも多いので、いっそう寂しい気持ちを抱えている人もいるでしょう。
そんなとき、わたしならどうするかというと・・・。
①予定はなくても外に出てみる
ちょっと部屋から出て、外の空気を感じてみましょう。暑いので気を付けて。
夏の日差しを感じて、光を取り込みましょう。セロトニンが分泌されやすくなります。
②夏のボランティアに参加してみる
高齢者施設などで、お祭りや盆踊りなどを開催しています。
ボランティアで参加してみると、人の役にも立ち、イベントも楽しめて一石二鳥ですよ。
カウンセリングを受けていただければ、ちょっとした愚痴もお伺いしますよ。