「~せねばならない。」という気持ちで苦しくなってしまうことはありませんか?
「わたしはまだまだできていない。」「他の人はもっとがんばっているのに・・・。」
そんなときは視野が狭まっています。
日々の自分を記録して、セルフモニタリングをしましょう。
セルフモニタリングが大切な理由
以前、メタ認知についてお伝えしたことがあります。
セルフモニタリングが大切な理由は2つ
①もやもやした気持ちを言語化・外在化するため
セルフモニタリングの習慣がないと、視野が狭まっていたり悩みがあったりしてもそれを自分の内側に留めてしまいます。
一旦外に出しておく(外在化)することで気持ちが楽になりますし、言語化することで人に相談するという手段が取れるようになります。
②自分の本音を見えやすくなるため
なんとなくその場をやりすごしてしまうと、自分の気持ちに蓋をしたまま同じような状況で困ってしまうことになります。
セルフモニタリングで、自分に起きたこととそのとき自分が感じたことを整理することで、同じことで悩んでしまうことを避けられます。
セルフモニタリングノートをつけよう
セルフモニタリングノートは基本的には日記のように、1日を振り返るために使います。
書く項目はこんな感じ。
・何時ころ、どんなことがあった?
・あなたはそのときどのように行動した?
・それぞれの行動は正解だったと思う?
・正解だった理由・不正解だった理由をそれぞれ書いて
・今日のあなたは「~でなければならない」というルールに縛られていた?
・あなたにはどんなルールがある?
1行でも2行でも書き溜めていくと、作業に慣れていきます。
自分の思い込みやルールに気づくことができると、新しい視点を足すことができます。
自分のルールに気づいたら、「そのルールを書き換えるとしたら?」という問いも足してみましょう。
自分を客観視することは、自分自身を楽にします。
人に相談しやすくなるというのもポイントで、ひとりで悩みを抱え込まないためにも有効です。
ぜひ今日から始めてみてください。