人間関係リセット癖はありませんか?
LINEの連絡先を全部消してしまったり。
予定を全部キャンセルしたり。
「もうめんどくさいな。」「いっそ関わるのをやめよう。」
そんな風に定期的に人間関係をリセットしてしまう人がいます。
今日はそのメカニズムと心を許せる人と長く付き合える方法をお伝えします。
どうして?人間関係リセット癖
定期的に人間関係をリセットしてしまうのはなぜでしょうか?
そこにはこのような心理が隠されています。
①プライドが高い
人間関係をリセットする理由は、過去の行いや過去の自分を知っている人をすべていなかったことにしたいと考えるためです。
自分の失敗や恥ずかしいと感じる過去を知られたくないという高いプライドが影響しています。
②衝動的に行動してしまう
人間関係をリセットしてしまうときは、いつも衝動的です。
ストレスや負担に感じていたことで身動きが取れなくなり「もういっそすべて辞めてしまおう。」と考えるのです。
冷静に考えれば、他の方法もあるかもしれませんが、そのときはすべてを手放せは楽になるという思いが勝ってしまいます。
③自己肯定感が低い
人間関係をリセットしたくなるほどの負担を抱えているということは、相手の反応を過度に気にしているということです。
「今の言葉遣い、変だったかもしれない。」
「ちょっと失言しちゃったな。私のこと嫌いになってないかな。」
と、常に相手の機嫌を伺うような関係では、すぐに疲れてしまいます。
どうしたら人間関係を長く続けられる?
人間関係リセット癖がある人でも、本当は長く付き合える関係を求めている場合は少なくありません。
リセットした後に、また最初から人間関係を作るのは大変な労力ですし、リセットしたことを後悔することもあります。
人間関係が友人に留まらず、会社の場合は転職を繰り返してしまう人もいます。
長きに渡って、よい人間関係を続けるためには、このような方法をお試しください。
①完璧を求めない
人間関係をリセットしてしまうきっかけは、「こんな状態の自分を知っている人と一緒にいられない。」と思うときです。
さんざん惚気ていた恋人と別れてしまったとき。
酔いつぶれてしまうなどの失態をみられた。
次に会うのが気まずくなりますよね。
思わず逃げてしまいたいその時、「でも、こんなこともあるか。」と納得することが必要です。
全てが完璧なことなんてありません。
あなたが完璧でないように、相手も完璧ではないのです。
②「相手がどう思うか」ではなく「自分がどう思うか」に目を向ける
人間関係をリセットしてしまう人は、相手にとって自分が「いないほうがいいかな。」と感じて、身を引いてしまう場合があります。
常に相手の軸で過ごしていると、疲労感もたまり、一緒にいることもつらくめんどうになってきます。
「自分はこの人と一緒だと楽しい。」
そう思えるかどうか、自分の気持ちにアンテナを張りましょう。
③決断を先延ばしにしてみる
人間関係をリセットしたいという気持ちは、大概は衝動的なものです。
とりあえず一晩待ってみて、本当にリセットしたいのか考えてみましょう。
リセットするほどのことではないことがほとんどですよ。
人間関係をリセットしてしまうこと、転職を繰り返してしまうことでお悩みの方は、ぜひカウンセリングもご検討ください。