おくすり解説-睡眠関係-

くすり

わたしは医師や薬剤師ではないので、参考程度のおはなしになります。

不眠について話していて、専門外の人は薬になじみがないと伺いました。

確かに、処方されてないものは知らないものですよね・・・。

ということで、参考程度にお薬についてもお伝えします。

睡眠薬の種類と作用

睡眠薬は①作用機序②作用時間によって種類が異なります。

どんな仕組みで、何時間くらい効果があるかですね。

作用機序の違い

ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系のはたらきは似ていますが、作用するところがちょっとだけ違うので、非ベンゾジアゼピン系のほうが効き目がマイルドになります。

そのぶん、副作用が少なく依存性も低いです。

睡眠ホルモンと呼ばれているメラトニンを脳内でたくさんキャッチできるようにするものは、体内リズムがずれてしまったときに修正する効果が期待されます。

覚醒を促すオレキシンをキャッチしにくくするものは、2014年に世界で先駆けて日本で使用されるようになりました。

なぜかというと、メラトニンについては海外ではサプリメントとして販売しているくらい一般的なものなので、日本では違うアプローチのものが販売されているためです。

作用時間と半減期

作用時間は表の通りです。長時間型になると24時間をこえてようやく血中濃度の半減期となるので、毎日服用しなければならない状態だと、日中もほぼ眠いような状態になります。

長時間型を服用している方は、就寝後1時間程度で起床してしまう・・・というようなエピソードを聞きます。

そのため、効き目の長い睡眠薬が処方されるのですが、日中も眠気が続きぼんやりとした状態になるため、つまづきや転倒のリスクがあります。

どれがどの薬品か知りたい方は、薬品名で検索してみてください。

現在不眠の方で、薬に頼ることにも抵抗感がある方もいらっしゃると思います。

しかし、慢性的な不眠の場合、今眠れることがとても大切です。

選択肢の一つには入れていただいてもよいかと思います。

そのほかの悩みはカウンセリングへ。

http://yozoracounseling.com/

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