お久しぶりです。夜空カウンセリングです。
ゴールデンウィークも終わり、初夏の陽気ですがいかがおすごしでしょうか?
わたしはどこに出かける体力もなく、休日は寝てばかりいます。
ふだん働いているからいいのかな。
さて、今回は連休中に一気見したドラマから。
人を操る悪女「サキ」
2013年のドラマということで、10年以上も前の作品なのですが「サキ」を観ました。
檀れいさん主演の「美しい隣人」で登場した悪女サキのゼロストーリーですね。
看護師のサキは復讐のため、次々と人の心に取り入って崩壊のスイッチを押していく・・・というストーリーです。
こういう作品は結構あると思ったのですが、そんなに検索では出てこないですね。
マインドコントロール系かな・・・と思います。
美女にコントールされる
ちょっと憧れるこのシチュエーション。
圧倒的美女に好意のある素振りを見せられたら、どんな気持ちになりますか?
登場する男性6名はみんなサキの虜になります。(三浦翔平はちょっと違うけど)
マインドコントロールって、まずは自分に依存させることが必要なんです。
惚れた弱みにつけこむこともあれば、自分しか頼れない状況をあえて作り出すこともあります。
サキはほぼハニートラップを使うのですが、相手には婚約者がいたり禁断の恋の相手がいたり、そもそも美女じゃなければ陥れることは難しい感じ。
看護師という職業もあいまって、ときに優しくときに厳しく、そして好意のあるような素振りをみせて、どんどん相手の懐に入り込んでいきます。
自分に心を開いたところで、相手のコンプレックスや置かれている環境を利用して絶望に追い込むんですね。
巧妙に真似すれば、似たようなことができるのでしょうか。
相手をコントロールしようという意思がないと難しい
悪女サキと同じように人を操ってみたい!
そんな中二病ごころに火をつけられるストーリーですが、マインドコントロールされる側と違って、コントロールする側は意思が必要です。
明確に悪意をもっているか、罪悪感が欠如していない限り、依存されるのはとても苦しいことだからです。
相手にとってよくないと知りつつ、悪いほうへ誘導することは普通は耐えられないんですね。
サキの場合は復讐という明確な目的があるので、それもいとわないのでしょう。
その他の作品では、マインドコントロールする人は罪悪感が欠如している場合が多いですね。
サイコパスとかソシオパスかな。
人に操作されてつらい場合
わたしたちに大切なのは、サキのような存在にコントロールされないこと。
すでにコントロールされてしまってつらい人もいるのではないでしょうか。
コントロールから抜け出すポイントをお伝えします。
①自分の意思を持つこと
コントロールされてしまう人は、自分の意思が弱い傾向にあります。
誰かに答えを出してもらったほうが楽に行動できるんです。
そのため、親や恋人にコントロールされてつらいという人は、まず「自分がどうしたいか」を考える習慣をつけましょう。
「どうしたらいい?」と聞かないように。
②相手と交渉すること
コントロールしようとしてくる相手は、反論するととても攻撃的になる場合があります。
委縮してしまって、結局言うことをきいてしまう・・・というパターンを避けるために、相手と交渉するようにしましょう。
「それもいいけど、○○はどうかな?」など、相手の機嫌も損ねない形で提案できるとよいですね。
相手をコントロールしてしまう自分、コントロールされてつらい自分のためにぜひご相談もお待ちしています。