西洋人は木を見て、東洋人は森を見る傾向にあるらしい。
文化の違いがあると、考えることまで異なるということをご存じですか?
今日はそんな異文化間心理学のご紹介です。
異文化的ものの見方
「木を見る西洋人、森を見る東洋人」という本があります。
欧米では景色の中の中心となるものとその属性を見る傾向にあるのだとか。
東洋人は景色全体の中に何があるか、それらの関係性はどうなっているのかを見るのだそうです。
と、いうのも、東アジアでは基本的なことを理解するために膨大な情報量を必要とするらしいです。
たくさんの情報を統合して、答えをだす性質があるのかもしれませんね。
スタート地点が異なる
人を理解するために、自分が必要とする情報量について考えてみてください。
全体から見て、その人がどんな立ち位置にいるかを知りたくなると思います。
そして、周辺情報をある程度分析して、相手を予測していきます。
欧米ではあまり多くの情報を必要とせず、直接、相手の周辺情報をみて相手を判断します。
前提として必要としている情報量が異なるようですね。
どちらがどう、というわけではなく、文化の違いがあると、ものの見方や相手の理解がより難しくなるというお話でした。
詳しくはこの本をご覧ください。
木を見る西洋人 森を見る東洋人