人から「完璧主義だね」とか「ストイックだね」と言われたことはありますか?
わたしはよく言われます。
まさかそんな印象を与えているとは思わなかった相手にも言われます。
自分ではそんなつもりはないのに、不思議ですね。
この記事を読んでいるあなたも、気づいていないだけでストイックなのかも。
今日はそんな完璧主義についてお伝えします。
どこからが完璧主義?
実感しにくい完璧主義。
いったいどんな考え方が生み出しているのでしょうか。
①競争相手がいるなら勝ちたい。むしろ1番になりたい。
②取り組むのであれば、結果が出なければ意味がないと感じる。
③常に美しくありたい。
④失敗する自分を許せない。
⑤妥協することができない。
このような考え方の人は完璧主義だといえます。
完璧主義は悪なのか?
うつ病の人の特性にもよく挙げられる完璧主義。
よくないことなのでしょうか?
それを見極めるのは、不安や自己否定の気持ちがあるかどうかです。
「もっとがんばらなければ、自分は認められない。」
「失敗したら怒られる。」
そんな気持ちはありませんか?
もしくは、理想通りに物事が進まないときに自分や人を責めることはありませんか?
このような完璧主義は、あなたを苦しめている可能性が高いです。
失敗したときに「こうすればうまくいくかな?」と目的に対して建設的に考えられる場合は、完璧主義を前向きに楽しむことができています。
完璧主義で苦しいときの対処法は?
完璧主義であることがつらいのに、完璧でないと許せないとき。
心を緩める方法を知っておきましょう。
①大半の人は完璧ではないことを意識する。
実は世の中の人の大半は完璧主義ではありません。あなたが完璧でなくとも、気にしているのは自分だけなのです。ほとんどの人は、あなたの小さな気のゆるみには気づかないでしょう。
②自分の状態を誰かに聞いてみる。
いま取り組んでいることや失敗するのではないかと不安なことがあれば、その思いを誰かに話してみてください。
相手から見ると、あなたはじゅうぶんうまくいっていて、とても小さな失敗を恐れているだけだということがほとんどです。
相手が気づかない程度なら、気を緩めてもバレません。
適度に力を抜きましょう。
苦しい人は、ぜひ夜空カウンセリングにもご相談ください。
「もっと力を抜いて平気です。」という言葉をお伝えし続けます。