chat GPTのすごさを思い知らされている夜空カウンセリングです。
バイトさんが「ゼミの課題にchat GPTを使うし、使い方を知らないなら本がいっぱいありますよ?」と言っていたので、ついに使ってみました。
いままでここに書いていたようなことは、ほとんどわかってしまいます。
すごすぎる。
ということで、唯一オリジナリティのあった映画の分析をしていきます。
今日の映画は「アメリカンサイコ」です。
とにかく注目したい主人公のナルシストぶり
「アメリカンサイコ」では、主人公が殺人欲求のあるサイコパスとして描かれますが・・・。
このブログで注目したいのは、サイコホラーの部分ではなく、主人公のナルシストぶりです。
白い下着姿で筋トレ、パックをする姿が予告編にもありますが、主人公のパトリック・ベイトマンはとにかく自己愛が強い。
自分の地位や外見に執着し、他人より自分が上位であると考えています。
コールガールを呼ぶシーンでは、女性の体ではなく自分の体を鏡で見ながらプレイします。
ナルシストの特徴はこんな感じ。
①自己中心的
自分の利益や欲求を優先し、自分自身を中心に捉えます。
②自己優越感
自分が特別であると信じ、他人よりも優れた存在であると考える傾向のことです。
③露骨な自己宣伝
自分自身の成功や才能を誇示し、注目を浴びようとします。
④対人関係の困難さ
共感や他人への関心が不足しているため、対人関係がうまく築けない傾向にあります。
⑤批判への過敏さ
批判に敏感であり、自己評価や自己価値を脅かされることに過度に反応します。
「アメリカンサイコ」は原作がアメリカの文学界で問題作として扱われたようなのですが、主人公だけでなく、周囲の人間も多かれ少なかれナルシストの傾向にあります。
肩書にこだわり、意味のない自慢話に花を咲かせる姿はとても空虚です。
「アメリカンサイコ」=アメリカ人の心理そのもの。
原作はアメリカ国民を皮肉っている作品でもあるのです。
サイコパスは下着にこだわらない
サイコパスが主人公の映画と言えば、邦画「悪の経典」もあるのですが、自分の肉体にはこだわるにもかかわらず、下着には無頓着です。
白いボクサーかブリーフパンツ。
周囲に自慢するために、衣服はブランド物なのに不思議ですよね。
逆にいうと、周囲に見られることのないものにまで気が回らないともいえます。
女性と会うときにさえ、自分の体を見ているくらいなのですから、女性の体にも、見られているであろう下着にも興味がありません。
無条件でコールガールより自分の立場が上と捉えているのかもしれませんね。
度を越えなければ、自己愛はとても大切なものであり、自分を守るものでもあります。
自分を好きであることと同時に、他人に関心を寄せて思いやる気持ちが欲しいものですね。
主演のクリスチャン・ベールは結局とてもかっこいいので、ナルシストでもサイコパスでもしかたないなと思えてしまう映画です。
「アメリカンサイコ」はとてもおもしろいので、ぜひご覧ください。